模型飛行機とバイクシート、本物を作る
こんにちは、代表の相馬です。
今回は本物を作るです。
模型飛行機とバイクシート。
皆さんフリーフライト ゴム動力機て知ってます?
一般的にはライトプレーンが多くありますね。
又 胴体の中にゴムを入れて巻き込んで飛ばす、セミスケール機などの高性能なFF機も沢山あります。
今回私の デルタ機 (設計 製作 自作作品です) 紹介致します。
自作デルタ機
もう30年以上も前に、ゴム動力で地上50メートル以上、初速180キロで飛んだデルタ機です。
当時お休みにFF機を飛ばしに行く公園はとても広く、周囲に木などあまり無い場所でした。
(かなり前に書きましたが、)その公園ではFさんと朝早くから夕方暗くなるまでお互いの好きなFF機を飛ばしたものです。
Fさんもゴム動力機やハンドランチグライダー、紙飛行機などを飛ばし、又、素晴らしい風向き測定機を作ってきました。
ゴムで引く大型のパチンコのような物です。
地上高く矢を飛ばし、止まった所で矢からプロペラを出してマイナスピッチだけ使い地上に戻しハンドキャッチ見事でした。
今も懐かしいです。
当時の私と、素晴らしいFF機です。
一番前にデルタ機がありますね、この機体を作り始めたころから胴体に空気を入れてデルタ機の立てバランスと組み合わせ、ゴムのトルクも考え、そのデルタ機の上昇スタイルを変化させて飛び方を楽しみました。
皆さん知ってますか、FF機はプロペラの長さがそのFF機の主翼の半分の長さまでが、ゴムのトルクに負けないで飛ばすことができます。
ダウンスラストやサイドスラストを組み合わせ、上手に飛ばすのです。
私のデルタ機はその組み合わせを、ぎりぎり、それ以上の考えで設計してあります。
ゴムを巻いてデルタ機を手に持ち、公園の風を感じ、その瞬間手から飛び出したデルタ機は素晴らしいです。
デルタ機のゴムのトルクはとても強く、機体が空の中で風と遊び、左ロールを見せてくれます。
その時の感動は今も覚えています。
物作りはよく考え、完成品が 今 目の前でこちらを見て笑っている姿を想像し、完成品と笑いあえるような気持ちで製作する、これが私の物作りの考え方です。
デルタ機 空気取り入れ口と出口の空気の流れは、デルタ機30機くらい製作し、200時間くらい飛ばすとダウンスラストとサイドスラストとの組み合わせ方が見えてくるでしょう。
そしてこの中の一機には、エアーブレーキ付きの他にはない素晴らしいデルタ機があります。
飛び始めてからゴム動力がおわり、滑空に入ると数秒でエアーブレーキが出てくる機体です。
エアーブレーキが出るとその飛行スタイルは変わり見事な着陸が見れます。
本物を作る
バイクシートはお客様のご注文で、私が作る飛行機とは違います。
ですが、バイクシート張替え屋に来られるお客様は一人ひとり自分に合わせたシートが欲しい、おしりが痛い、シートが狭いからシートの段を無くしたい、シートに座っていると体が前に滑る、綺麗な個性あるカラーに張替えたい。
お客様のご希望はどれも大切な事です。
今回のシートは二つ同じシートで、同じご相談でした。(8月3日、8月4日ご来店日でした)
おしりが痛くて困る、運転していると体が前に滑る。
解りました。
そしてお客様の話をよく聞き、ポジション、体重、他、綿密な話し合いを進め完成したのがこの二つです。
写真を見て頂くと同じシートなのに、まったく違ったシートで、同じ相談の悩みなのに、二人のお客様
一人ひとりに合わせた製作です。
物作りと言うのは見たとうりの事です。
私の飛行機も 他 作品もバイクシートも、その一つを大切に正確に製作し本物が作れるのです。