単なる「シート張替え」では満足できない方へ
シートカラーの変更だけでは満足できない
弊社にご来店されるお客様のほとんどは、
「シート張替えをシート張替えだけで終わらせたくない!」
という考えをお持ちです。どういうことかと申しますと、単なる表皮の変更、破れたシートの修復、シートカラーの変更だけでは満足できない方が多いということです。
バイクを愛し、バイクシートにもこだわりを持っておられるお客様は、さらに完成度の高いシートを求めておられます。
「お尻が痛い」という悩みを持っている方は多い
お客様のお悩みの中でもダントツに多いのが、走っているときのお尻の痛みです。
乗っているとお尻や腰が痛くなってしまい、正しい姿勢で運転することが難しくなってしまい、それでも通勤や趣味のために無理して乗っておられる方はたくさんいらっしゃいます。
弊社では、そのようなお悩みを解決するべく、これまで様々なシートを提案・提供させていただいてきました。
もちろんそこには「こうすれば良いからこうしよう」などという単純な方程式はありません。
お客様一人ひとりと綿密なディスカッションを行い、シートひとつひとつ鋭く観察して解決策を見出していきます。決して簡単な仕事ではありません。すべてに共通する答えがないからです。
個別具体的に検討し、これまでの知識と経験を総動員させて解決策を導き出していきます。
「どうせ張替えるならもっとこだわりたい!」と考えている方は多い
最初は気軽に単なる張替えを予定していたが、よくよく考えてみると「どうせならもっと自分に合ったシートにしたい!」という方向に思考が変化していくお客様はたくさんいらっしゃいます。
単なるシート張替えは、見た目だけは変化させることができますが、機能的には張替え前と大差ありません。しかも、シート張替えを行うタイミングは、シートを加工する絶好の機会であると考えることもできます。
前々からシートの色や表皮の素材以外に不満がたくさんあるケースは多く、その不満を解消させるためにシート張替えというタイミングで一緒にシート加工も行ってしまおうと考え直す場合があるのです。
弊社ではそのようなお客様のお悩みをたくさん聞いてきました。もちろん押し売りするようなことは一切なく、お客様の希望に沿うような加工を提案させていただいております。
防水加工を施して欲しい人がほとんど
カスタムシートを制作する際に皆さま気になさるのが、防水加工についてです。
シートに雨水が入ってしまわないよう、弊社では特殊防水加工をオススメしております。シートを張り合わせるためにはパーツごとにシートをカットし、ミシンで縫い合わせる必要があります。ミシンで縫うということは、シートに穴をたくさん空けるということです。穴を空ければそこから雨水は侵入します。それを防ぐためには、特殊防水加工が必要となってくるという流れです。
カスタムシートと防水は、表裏一体の関係にあると考えることができます。
弊社では独自に開発した特殊防水加工をオススメしております。
着座位置(ポジション)に悩まされている方は多い
足付きが悪かったりハンドルが近いまたは遠い、乗っている姿勢が窮屈だ、などなど、乗車位置に関するお悩みをお持ちのお客様も多数いらっしゃいます。
単なるシート張替えでは、ポジションを変化させることはできません。ポジションを変化させたいお客様は、シート張替えと同時に、あんこ抜きやあんこ盛りを行ってポジションを修正させようとします。
上記の作業と同様、ポジションの変更にも個別具体的な検討が必要となります。
「その人に合ったシートを完成させる」ことの重要性
弊社では、シート張替えだけでなく、その人に合ったシートを完成させることが重要であると考えております。
シートという表面的な部分のみの変更だけで終了、といったように簡単な事であるとは考えておりません。
シート張替えのそのもっと奥にある、本質的にお客様にとって重要な部分を改善し、なおかつシート張替えも行う、というスタンスで仕事を受けております。
お客様がお尻の痛みに悩まされているようであれば、シート張替えと同時にショック吸収シートの挿入を勧め、足付きに悩まされているようであればシート張替えと同時にあんこ抜きやあんこ盛りを勧め、お客様がガラッとシートの印象を変えたいと考えているようであればシート張替えと同時にシート特殊加工を勧める、といった具合です。
弊社は「バイクシート張替え屋」ですが、張替えしかしないわけではありません。シート張替えのみの注文ももちろん承っておりますが、シート張替えと同時にお客様のお悩みを解決できるようなシートを提案・提供することがシート張替え以上に大切なことであると考えております。