乗車中お尻や太ももが痛くなる理由と対処法
バイクに乗っているときに痛みに悩まされる人は多い
バイクに乗っていて
「お尻が痛くなる」
「太ももが痛くなる」
という悩みをお持ちの方は多いです。バイクシート張替え屋では、これまでそれらの悩みをたくさん解決させてきました。
今回は、お尻や太ももが痛くなる原因と、その解決策について紹介してみたいと思います。
理由1:エッジが角張っている
シートのエッジ部分が太ももに刺さるように当たってしまい、痛くなってしまうというお悩みをお持ちの方は多いです。
まずは、下のシート断面図画像をご覧ください。
画像で示したように、エッジ角度が鋭く、太ももに負担をかける形状のシートは多数存在します。
このような場合は、どのようにすれば良いのでしょうか。
対処法:エッジを削ぎ落として滑らかにする
バイクシート張替え屋では、上に示した画像のように、お客様の体型に合わせてシートの形を変化させます。太ももに負担を与えないようにシートを整形し、痛みを緩和させるように施工します。
お気づきの方も多いかもしれませんが、バイクシート張替え屋では、シートの張替えにとどまらず、お客様の体型に合ったシート作りを心がけております。
エッジの角が取れることで、痛みを軽減し、より快適なドライブを楽しめるようになるはずです。
理由2:中のウレタンが固い
近年の流行として薄いシート、小さいシートが1つのトレンドとして考えられますが、それらのシートには「ウレタンが固い物が多い」という特徴があります。シートを制作するメーカーとしては、どのような人が乗っても一定の安全基準をクリアさせる必要があるため、固いシートにせざるを得ないということが考えられます。
バイクシート張替え屋では、お客様一人ひとりの体型に合わせたシート作りを提案しているため、不必要に固いシートは乗車する人への負担が大きくなるため推奨しておりません。
固いシートはお尻が疲れやすくなったり、太ももが擦れて痛くなってしまうというケースも散見されます。
対処法:当社のショック吸収シートを挿入する
弊社で推奨したい対処法は、ショック吸収シートを挿入するという物です。
弊社オリジナルのショック吸収シートは、密度が3段階に分かれており、乗車する人に最も適している物を選んで挿入致します。また、形もシートや体型に合わせて加工するため、その自由度は高いと考えていただいて差し支えありません(ほとんどのバイクシートに挿入することができます)。
理由3:太ももにパイピングなどが当たる
お尻や太ももが痛くなってしまう原因の3つ目として考えられるのは、乗車中にお尻や太ももに「パイピングや生地の縫い目・折り返し部分などの固い物が当たる」という現象です。
固い物がお尻や太ももに当たってしまうと、それだけで負担に直結する場合があります。
対処法:太ももが当たる部分をフラットにする
お尻や太ももが当たる部分に障害物が無いようなデザインを選択することで、上記の原因はクリアーすることができます。
上の写真のように、太ももが当たる部分をフラットなデザインにすることで、擦れていたくなるという現象を防止することができます。
今回の記事で見てきたように、お尻や太股が痛くなるという現象は、さまざまな理由により起こります。しかし、それらを1つ1つクリアーしていくことで、理想的なシートを作ることができるようになります。