車にステッカーを貼って宣伝効果を持たせました
皆さんこんにちは、バイクシート張替え屋web担当のSSウェブデザイン・堀川です。
今回は、バイクシート張替え屋の車にステッカーを貼るところに遭遇することができたので、たくさん写真を撮って皆様にご紹介していきたいと思います。
単に「ステッカーを貼る」といっても、それは至難の業です。ズレてしまうとかっこ悪い仕上がりになってしまうし、気泡が入ってしまったり、シワが寄ってしまったりすると完成度が落ちてしまいます。
プロはどのように貼り付けるのか、楽しみにしながら撮影しました。
まずは型取りから
事前に貼りたい場所の型取りを行います。この時点ではまだ私は同席していなかったため、画像はありませんが、貼りたい部分にピッタリ収まるように和紙で型を取るそうです。
その型をパソコンに取り込み、パーツごとにデザインを施し、フィルムに印刷します。
出来上がった型を切る
今後の作業をやりやすくするために、型の周囲5mmほど残して余分な紙を切り取ります。
社長と印刷業者の方はとても手慣れていて、さくさく切っていきました。
画像は社長の相馬が切っているところです。ちなみに黒い部分に粘着性はなく、シールのようなものではありません。平らなフィルムのようなものであるとお考え下さい。
これに石鹸水を吹き付けてヘラで密着させるという訳です。
ペーパーウエスでチリやホコリを除去
ボンネットの表面に付着した、目に見えないチリやホコリを除去するために、専用のスプレーとペーパーウエスを使って掃除します。
何かを貼るときにはとても重要な作業で、例えば接着剤を使って何かを接着したいときなどは、必須の作業です。
ここでもちゃんと密着させるために、貼りたい場所を予めキレイにしておき、剥がれないようにします。
細かく貼り付け位置を調整
ミリ単位の誤差も許されない、非常に繊細な作業です。文字ごとに大きさや高さが若干異なるため、文字の大きさも考えて貼る位置を慎重に決めます。
一旦決めては遠くから見て曲がっていないかを確認し、曲がっていたらまた修正する、という作業を何度も何度も繰り返し、最終的に貼る位置を決めていました。
貼りたい位置が決まったら、その場所がすぐに分かるように、外周を細いマスキングテープで囲っていました。そうすることで、下の白いシートを剥がしたあともどこに貼ればいいのかが分かるという仕組みです。
石鹸水をたっぷり吹き付け
下の白いシートを剥がずと同時に、石鹸水をたっぷり吹き付けていきます。
また、貼られる側となるボンネットにも、同様にたっぷりと石鹸水を吹きます。
全体的に吹き付けないと、気泡が入ったりシワの原因にもなるので、びちょびちょになるぐらい思い切り吹き付けます。
ヘラで気泡を取り除く
石鹸水を吹き終わったら、全体を貼りたい部分に接着させ、ヘラでボンネットとシートの間の石鹸水を絞り取って行きます。
画像では文章が書かれているシートを接着させようとしているのですが、1文字1文字丁寧に絞り取っていました。
ここで雑に作業してしまうと、シワや気泡混入の原因となってしまうので、気の抜けない作業が続く事になります。
マスキングテープを丁寧にはがす
貼った文字が剥がれないように、丁寧にマスキングテープを剥がしていきます。
文字の部分は特に気を遣って剥がさないと、文字のシートが一緒に剥がれてしまうので、丁寧に剥がしていく必要があります。
黄色い部分がマスキングテープなので、それを全て剥がします。剥がしたあとに、気泡やシワがあっても、完全に乾く前であれば、ヘラで外側に押し出してやれば綺麗に貼り付けることができます。
他のパーツも同様に貼り付けます
文字の貼り付けが終わったら、両サイドにデコレーションを施していきます。
今回は、ファイアーパターンのような模様を入れることにしました。外側に金色と黒のシート、内側に赤と黒のシートを貼り付けることで、立体感を出してみました。
黒とそれ以外のシートは完全に分離しており、別々に貼り付けていきます。
貼り方は、文字のシートを貼り付けたときと同様、手順も同様です。
全てのパーツを貼り付けて完成
バイクシート張替え屋の立派な広告塔として、これから頑張ってもらいたいと思います。
シートを貼ってから軽くドライブしてきたのですが、駐車場に停めたら今まで以上の存在感を醸し出していました。
ハッキリ言って、めちゃくちゃ目立ちます。ファイアーパターンを入れたことによって、インパクトも絶大です。
今回お世話になったステッカー屋さん
こちらのお店には、今回だけでなく、過去に何度もお世話になっております。
画像はそのステッカー屋さんのウェブサイトにリンクが張ってありますので、是非クリックしてみて下さい。
ちなみにこの会社は、今回のような車に貼り付けるシートだけでなく、バイクの塗装なども手がけており、世界に一つだけのカスタマイズを施すことも可能です。
今回は、というか今回も、とてもお世話になりました。今後ともよろしくお願いいたします。