スカイウェーブ KAKUMEI (革命)
皆さんこんにちは、バイクシート張替え屋web担当のSSウェブデザイン・堀川です。写真のテキストが命令口調ですいません。本当に見て欲しくて、つい興奮してしまいました。
今回は、社長の相馬・渾身の新作シートをご紹介したいと思います。
このシートは、バイクシート張替え屋・社長の相馬が昔からじっくりと温めてきたアイデアをすべて託し、完成させた力作です。
構想期間に3年も費やし、じっくりゆっくり愛情込めて育てたものです。
社長本人もこのシートについて「他には無い新作シート登場 完成」という記事を書いておりますが、今回は私が客観的にシートについて感じたことを率直に書いてみたいと思います。
制作者本人の言葉と、客観視できる人間の言葉では、その内容に明確な差が生まれるはずだと思ったのが、記事執筆の動機です。制作者本人では、どうしても主観が入ってしまい、皆様と同じ目線でそのシートを描写することができませんからね。
今回は、不肖私が皆様に成り代わり客観視し、実際に座ってみた感想や手触り、ハンドルを握ったときの感触、後部座席に座ったときの印象等、直に触れたときの記憶をすべて語りたいと思います。
他には無いデザインを提案
「良い色使いだな」
ということです。個人的に茶色は好きですし、黒と茶色に映える白いパイピングも好きです。そもそもパイピングが好きで、私がシートを新しくすることになったらパイピングは入れてもらいたい要素の1つです。
事実、私は過去、バイクシートではありませんがバーベキューで使用するアウトドア用のコールマンのイスを張替えてもらったことがあるのですが、パイピングを入れてもらいました。
パイピングとは、生地と生地の間にある筋のような物で、シート全体にアクセントを加えてくれる便利なやつです。
色合いもさることながら、そのパターンはダイヤパターンでもなくタックロールでもない、斬新な物でした。
このデザインは、バイクシート張替え屋にしかない、完全オリジナルです。
絶妙なアンコ抜き
1人1人の体型を見て、その人に合ったアンコ抜きをすることで、足付きは劇的に改善します。
このシートは社長の相馬専用にカスタマイズされており、足付きは完璧です。
私も社長の相馬同様、細身の体型なのですが、座らせてもらった際は、
「足付きが良いなぁ」
「これなら長距離ドライブでも疲れないな」
と感じました。表面(上の部分)を削るだけではなく、足の形に合わせてサイドも削っているため、フィット感抜群。すんなり自然に地面に足を設置することができました。
つま先しか地面に届かない状態ですと、どうしても疲れやすくなってしまいます。このシートのように、座る人の体型に合わせて肉を抜いたり盛ったりしてカスタマイズすれば、運転中の疲労を軽減してくれることでしょう。
疲れないグリップ感と背もたれ
自分に合わせたアンコ抜き・アンコ盛りをシートに施すと、足付きが改善するだけではなくハンドルを持ちやすくなり、走行中に背中を優しく包み込んでくれる形状も実現でき、それも走行時の疲労軽減につながります。
背中を背もたれに設置したまま運転できるということは、発進時に慣性の法則が働きにくくなり、体がずれることも少なくなるということです。
発車や停止のつど体が動いてしまうと、どうしても疲れやすくなります。長距離の運転となるとなおさらです。
このシートのように、自分の体に合った形ですと、そのような体のずれが減り、足付き同様疲れを減らすことにつながると考えられます。
斬新な安全ベルトとボタン
シートの着座部分にボタンを装着するタイプはよくありますが、このシートは横の部分にボタンをつけるという斬新な発想をしています。
これにより安全ベルトが固定されるだけでなく、見た目にも美しいデザインを実現させております。
また、色もシートと合わせているため浮かず、自然な見た目でシートに良いアクセントを加えていると思います。
安全ベルトも斬新で、後部座席に座る人が安心して座ることができるようになります。安全ベルトを両手でつかむこともできますし、片手は運転手の肩に当てたり、バイクの手すりを持つこともできます。
私は個人的に、このような安全ベルトが付いていると後部座席に座るときに安心です。
後部座席も安定感抜群
後部座席にも座ってみたのですが、しっかりと背もたれに背中が設置し、安定感があると思いました。
それだけでなく、上記のように安全ベルトも装着されているため、後ろに座る人にも優しい気遣いを感じました。
このシートはシート制作者の社長が運転席に乗り、後部座席には社長の奥様が乗ることを想定して作られているものと思われます。
後部座席の人が安心して乗れるよう、社長の奥様に対する愛情を感じました。
こういうことを私が書くと社長に怒られちゃうんですが、思い切って書いちゃいました!
社長、ごめんなさい♪
カスタムシートの可能性
カスタムシートって、ただ単に「見た目を豪華にするだけのもの」と考えられがちですが、実は機能的にも重要な役割を果たします。
今回の記事で再三ご紹介しているように、シートを加工するということは、足付き、グリップ、走行中に設置する背中、お尻の痛み軽減等、様々な効果を発揮します。
自分に合ったシート、自分の体型に合ったシートを作るというのは、ただ単に自分の好きなデザインにシートを作り替える、ということにとどまりません。誰も持っていないデザインにすることができるというのはもちろん、自分だけの足付き、ハンドルの握りやすさ、発車時や停止時のずれの少なさを追求することができる奥の深いものです。
バイクを愛する皆様に、ぜひ味わってもらいたい世界なのです。バイクを愛すれば愛するほど、シートにもこだわっていただければと思います。
是非一度見に来て下さい
「シート注文するつもり無いけど、スカイウェーブのシートを見るためだけに来た」
という方も大大大歓迎です!
とにかく見て下さい。そして、座ってみて下さい。そのすごさが実感できるはずです。よっぽどの悪天候じゃ無い限り、いつでも座ることができます。
私が味わった感動を、ぜひ皆様にも味わっていただきたいと存じます。その座り心地、柔らかさ、足付きの良さ、ハンドルの握りやすさ、質感などなど、実際に味わってもらいたいです。
店主の相馬は「座るためだけに来店した」というお客様でも、絶対に嫌な顔1つしません。快く試乗させてくれます。
今までに無いシート、革命的なシートをぜひ味わってみてはいかがでしょうか。バイクシートの可能性を実感して下さい。