低反発ウレタンを挿入して衝撃吸収・圧力分散
柔らかい肌触りを実現する低反発ウレタンシート
低反発ウレタンスポンジクッションは、枕やマットレス、座布団など幅広く利用されている素材です。上の画像からも分かる通り、圧力を加えると一定時間その形状を記憶し、フィットし続けてくれます。
バイクシートにこの低反発ウレタン素材を導入することで、着座位置の安定、圧力(座圧)の分散、振動の軽減、衝撃の吸収に貢献してくれます。場合によっては足付きの改善につながることもあるでしょう。
弊社にはオリジナルの「ショック吸収シート」もございますが、低反発ウレタン素材と併用して挿入することも可能です。ご来店下されば、実際に座って感触を確かめていただくことも可能です。
低反発素材の導入は、お尻の痛みに悩まされている方、長距離の運転に苦労されている方に特にオススメのオプションです。
着座部分に低反発ウレタンシートを挿入すれば乗車位置が安定
こちらは最もオーソドックスな加工です。着座した時にお尻が設置する部分に低反発ウレタン素材を挿入する方法です。まず、事前に低反発ウレタン素材を挿入する部分のアンコを抜いておき、同じ形に切り抜いた低反発ウレタン素材を挿入します。
事前にアンコを抜いておくことで、最終的な仕上がりがきれいになります。段差が出ることもありません。
低反発ウレタン素材を挿入したとしても、表皮の加工は自由自在です。タックロールにすることもできますし、パイピングを入れることもできます。お好みのデザインをお楽しみください。
腰周りを柔らかくしたいならこの加工がオススメ
座った時にお尻が当たる部分だけでなく、腰周りにも低反発ウレタン素材を張り巡らせることも可能です。
こうすることで、柔らかい感触で腰周りを優しく包み込むシートにすることができます。
もちろん、腰周りだけでなく、太ももやその他ご希望の箇所に低反発ウレタン素材を挿入することも可能です。お客様一人ひとりにフィットしたシートの制作は、弊社のオハコです。綿密にディスカッションをして、理想のシートを作り上げましょう!
リヤシートにも挿入すれば後部座席への思いやり
運転席だけでなく、リヤシートに低反発ウレタン素材を挿入することもできます。
後部座席にも低反発ウレタン素材を挿入することで、後ろに乗る人のお尻の痛みも軽減することができるようになります。もし、後部座席の方が痛みを訴えるようであれば、検討してみてはいかがでしょうか。
ショック吸収シートと低反発素材の違い
実際に座っていただくと分かりますが、弊社オリジナルのショック吸収シートと低反発素材は、感触が若干異なります。
好き嫌いは個人差が出てくるところなので、実際に座って自分にはどちらが向いているのか確かめることをお勧めいたします。
また、低反発素材の上に弊社のショック吸収シートを重ねる、または逆に弊社のショック吸収シートの上に低反発素材を重ねる、といった加工も承っております。
アイデア次第で、様々な加工が可能ですので、ぜひ一緒に理想のシートを模索しましょう。お客様のご来店、心よりお待ち申し上げております。